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ドル円、一時158円98銭 東京午前は円優勢で159円割れ
概要:8月17日午前の東京市場でドル円は158円98銭まで下落し、159円を割り込んだ。米景気指標と日本のGDPを背景に東京午前はドル安が優勢となった。

8月17日午前の東京外国為替市場で、ドル円は一時158円98銭まで下落した。午前7時台の159円37銭を高値に売りが広がり、午前10時に159円台を割り込んだ。朝方の値幅は39銭だった。
ユーロ円も184円36銭から184円12銭へ下落する一方、ユーロドルは1.1563ドルから1.1581ドルへ上昇した。円とユーロがともにドルに対して買われ、東京午前はドル安が中心となった。
159円37銭から158円98銭へ
ドル円は午前7時ごろに159円37銭まで上昇した。その後は159円14銭へ下げ、いったん159円25銭付近まで戻したものの、東京市場の本格取引が始まる午前9時以降に再び売りが強まった。
午前10時には158円98銭を付け、159円の節目を下回った。前週末のニューヨーク市場で159円台を回復した流れはいったん止まり、東京午前は戻り売りが優勢となった。
米小売りと消費者心理がドルの重し
前週末に発表された米国の7月小売売上高は予想外に減少し、前年10月以来の弱さとなった。8月の消費者信頼感も市場予想を下回り、米景気の減速を示す材料が重なった。
これを受け、米連邦準備制度理事会が早期に利上げへ動くとの見方は後退した。米金利上昇を見込んだドル買いが弱まり、17日のアジア時間でもドルの上値を抑える材料として意識された。
日本のGDPは年率1.1%増
17日朝に公表された日本の4〜6月期実質国内総生産は、前期比0.3%増、年率換算で1.1%増となった。個人消費は横ばい、輸出は0.5%増。日本経済はプラス成長を維持したものの、内需の力強さは限られた。
日本のGDPは午前8時50分に公表された。その後、ドル円は159円台で上値が重くなり、午前10時に158円98銭まで下げた。
160円接近では介入観測が再浮上
ドル円は前週末に159円40銭まで上昇しており、160円の大台が再び視野に入っている。7月末の日米協調による円買い介入後も円売り圧力は残り、相場は政策当局の発言に敏感な状態が続く。
一方、中東情勢を背景に原油価格と米長期金利が上昇すれば、ドルを再び押し上げる力になる。17日午後は158円台を維持するか、欧米時間に159円台を回復するかが焦点となる。
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